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Bio

鈴木光男

 

作曲家。

1987年静岡県生まれ。9歳よりピアノを武田典子氏に師事し、同時に独学で作曲も始める。高校の3年間は海野雅路氏に作曲と音楽学を師事。國學院大學入学後は、美術史を宮下誠、美学・芸術学全般を谷川渥、池上英洋、ダンス美学を木村覚の各氏に師事する傍ら、武満徹の管弦楽法を研究し、作曲家としての活動も始める。

2018年、ドキュメンタリー映画『武蔵野 〜江戸の循環農業が息づく〜 』(監督:原村政樹)の音楽を担当。
本作は第32回高崎映画祭で上映。その後、一般公開が始まると、最初の劇場公開館となった川越スカラ座では、同館観客動員記録を大幅に更新(2018年4月27日現在)し、上映期間終了後、すぐに再上映が決定。第92回キネマ旬報文化映画ベスト・テンで第6位に選出された。

本作のオーケストラ楽曲の演奏・録音は、国内外の映画やNHKのドラマ、アニメ、ゲーム、CM、舞台の音楽で多くの実績と、画期的なレコーディングシステムを持つオーケストラgaQdanが担当。

また、同年、短編映画『公衆電話』(監督:松本動)の音楽も担当。
本作は、米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭であるショートショートフィルムフェスティバル&アジア2018において、130を超える国と地域から10,000本以上の応募があった中、上映作品の約250本に選出され、ジャパンコンペティション部門ベストアクターを受賞(入江崇史)するなど、国内外で4つのグランプリを含む17冠を達成。


さらに、同年、その続編として製作された短編映画『カセットテープ』(監督:松本動)の音楽も担当。

本作は、プレミア上映された第6回八王子Short Film映画祭においてグランプリと観客賞のW受賞。第3回渋谷TANPEN映画祭CLIMAXat佐世保2019-2020においては、フェローズ賞、NCC長崎文化放送賞、主演女優賞(菅井玲)、助演男優賞(入江崇史)を、第15回山形国際ムービーフェスティバル2019では準グランプリを受賞するなど、『公衆電話』に引き続き、国内外の数々の映画祭で上映、受賞を重ねた。


一方で、大学在学中の2010年、暗黒舞踏の創始者・土方巽直系の舞踏家で、世界的に活躍した故和栗由紀夫氏と、美学者・谷川渥氏との対談を企画、実施。
翌年、その対談の様子を収めた美学雑誌を刊行し、国立国会図書館に納められる。

近年はピアニストとしても活動しており、主にヴォーカリストのライブサポートやレコーディングに参加している。

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